死んだふりワイン探訪:ベリア・ドベンクルン

2018/12/14

黒い砂漠の3本のワイン

VERY HIGHならちゃんと見える!

テルミアンドリンクショップ」の記事の時に1本のワインのラベルを見ていましたが、
あのときはグラフィック品質が MIDDLE HIGH で遊んでいまして、
画像がハッキリせずにラベルを読み解くことができませんでした。

その後、リマスターアップデートがあり、VERY HIGH でもそこそこ軽く動作するようになり、
グラフィック設定を VERY HIGH に変更したところ、なんとラベルがハッキリと見えるように!

ということで、各地のワインボトルを見に行ってみよう!
そう思い立ったのでした。

これぞ飲んだくれらしい記事でございますw


黒い砂漠の3本のワイン

いろいろと各地を見た結果、どうやら黒い砂漠の世界には3タイプのワインボトルがあるようです。
今回はその3本のワインを紹介したいと思います。

まずは、タイプAとタイプBです。
このスクリーンショットにはタイプAが1本、タイプBが2本ありますね。

20181217-01

タイプAのボトルはフランスのボルドー地方の赤ワインに見られるような、典型的ないかり肩のボトルの形です。
渋味が豊かで、強堅な、飲みごたえのある、ミディアムボディからフルボディの赤ワインであると予想ができます。

タイプBのボトルは首が長いのが特徴ですね。
コルク栓も長いものが使われている可能性があります。
長期熟成向きの赤ワインだったり、アルコール度数の高めの赤ワインだったりするのかもしれませんね。
こちらはタイプAよりも、もっと凝縮感のあるフルボディかもしれません。

いずれも瓶には色が付いていて、光由来の劣化を防ぐ作りになっています。
そういった外観から、早飲みのワインではなく長期熟成が念頭にある赤ワインであるように思えます。

タイプAのラベルを見てみましょう。

20181217-02

銘柄の名前のところは、黒い砂漠の独自の言語で書かれているので読めないのですが、
それ以外のところはフランス語なので読めます。

ラベルの一番上「GRAND CRU CLASSÉ」グラン・クリュ・クラッセという表記があります。

特に出来栄えが良い、特級クラスと呼ぶにふさわしいワインに付けられる表記です。
フランスのボルドー地方、サン・テミリオン地区の格付けなどにある表記ですね。
ブルゴーニュ地方であれば「GRAND CRU」特級畑となり、最上級の格付けになります。

この表記がされているということは、このシャトーにとってフラッグシップ的なワインで、
相当な自信を持って市場に出されている銘柄である、と解釈できます。
是非とも飲んでみたくなるではありませんか♪

さらにラベルの下には「MIS EN BOUTEILLE AU CHATEAU」ミザン・ブテイユ・オー・シャトーという表記が見られますね。

シャトーというのは、もともと英語で言うところのCASTLE(キャッスル:城)なのですが、
フランスのボルドー地方ではワイン醸造所のことを指します。

「MIS EN BOUTEILLE AU CHATEAU」ワイン醸造所元詰めという意味で、
原料のブドウ生産から醸造、そして瓶詰めまで全てシャトーで一貫してやっていますよ、という表記です。

これに対し、例えば原料のブドウを農家から仕入れて醸造するなどして生産されたワインには、
この「MIS EN BOUTEILLE AU CHATEAU」という表記はされません。

「MIS EN BOUTEILLE AU CHATEAU」の表記があるということは、
ワイン生産者がこだわりを持って一貫生産でワインを造っている、ということが多いので、
ワインを購入する時にこのあたりも参考にしてみるのも良いかもしれません。

では、だからといって、表記の無いものが品質が劣っているかというとそうではなく、
ブドウの仕入れ元を厳選していたり、複数の産地・複数のブドウ品種の絶妙なブレンドによって
完成度の高いワインが仕上がっているものもあるので、そこは一概にこうとは言えません。

そういうところもワインの面白さですよね♪

さて、続いてはタイプBのラベルを見てみましょう。

20181217-03

こちらは黒い砂漠の独自の言語で書かれている部分が多く、
アルファベットらしきところも擦り切れて判読しづらい箇所も多いのですが・・・。

ラベルの上の方に両サイドに分かれて、
「CHATEAU DE LA TOUR 」シャトー・ド・ラ・トゥールと記載されていることがなんとか読み取れます。
これはシャトー・・ラ・トゥール・クロ・ヴージョの改変モデルということが判りました。

本物のシャトー・・ラ・トゥール・クロ・ヴージョはフランスのブルゴーニュ産のワインです。
なので、実際はこういう形のボトル形状ではなく、なで肩のボトルに瓶詰めされています。

シャトー・・ラ・トゥール・クロ・ヴージョは、ブルゴーニュ地方のコート・ド・ニュイ地区、ヴージョ村の Clos de Vougeot(クロ・ド・ヴージョ)という畑産で、Grand Cru(グラン・クリュ:特級畑)という格付けですので、
ブルゴーニュ地方での最上級の格付けということになりますね。

ラベルの下には、「APPELLATION CLOS-VOUGEOT CONTRÔLÉE」アペラシオン・クロ・ヴージョ・コントローレとあります。
これは、フランスのワイン法(AOC法)で定められた原産地統制呼称の表示です。
この畑で、このブドウ品種で、こういう作り方をして、一定以上の品質で生産されたものに限り、「CLOS-VOUGEOT」と名乗って良いですよ、と法律で取り決められていまして、その品質保証がされている証です。

この「APPELATION (地域名・村名・畑名) CONTRÔLÉE」という表示があったら、
そういった原産地統制呼称の品質保証があるワインですので、安心して買うことができますね。
そのぶん、お高いですけどw

シャトー・ド・ラ・トゥール・クロ・ヴージョは日本円で1万円を超えてきます・・・。

さらに、ラベルの最下部には「Produit de France」プロデュート・ド・フランス(フランス産)と読めそうな感じの記載がありますね。
誰がどう見ても、フランス産のワインでしたw

そして、最後はタイプCなのですが・・・

20181217-04

え・・・ちょっとまって・・・。
これはあからさまに見覚えのあるラベルだ・・・。

あれは、まさか・・・!

20181217-05

「CHATEAU LAFITE ROTHCHILD」シャトー・ラフィット・ロートシルトじゃないですか!!
ていうか、何も改変されずにそのまんまラフィットのラベル・・・w

フランスのボルドー地域、メドック地区の5つしかない格付け1級シャトーのうちの1つです。
俗に5大シャトーと呼ばれる、

・CHATEAU LAFITE ROTHCHILD(シャトー・ラフィット・ロートシルト)
・CHATEAU LATOUR(シャトー・ラトゥール)
・CHATEAU MARGAUX(シャトー・マルゴー)
・CHATEAU MOUTON ROTHCHILD(シャトー・ムートン・ロートシルト)
・CHATEAU HAUT-BRION(シャトー・オー・ブリオン)※例外的にグラ―ヴ地区から選出

これらの中でも随一、と言われるのがシャトー・ラフィット・ロートシルトです。

※ロートシルトはロスチャイルドとも書かれたりしますが、同じものを指します。ドイツ読みでロートシルト、英語読みでロスチャイルド。
財閥のロスチャイルド家がシャトーを所有しているので、こう表記されています。

文句なしに世界で最も有名なワインのうちの一つ。
ボトル1本あたり、どう頑張っても日本円で10万円は超してしまう逸品です。
飲み頃のラフィットを買おうと思ったら、20万、30万はしてしまうでしょう・・・。

ラフィット、実は俺も飲んだことがないです・・・。

えぇ、マジで飲ませてくれえええええwww


3本のワインはすべてフランス産の赤ワインがモデル

ここまで見てきた黒い砂漠の世界に存在する3本のワイン。
これらはすべて赤ワインと見て問題なさそうです。

タイプAはもとになった銘柄こそ不明ですが、
3タイプすべてフランス産のワインボトルをモデルに作られたものと言って良いでしょう。

そして、何と言ってもタイプCのシャトー・ラフィットはそのまんまでした!w

次回からはワイン探訪として、各地域を巡ってワインボトルを探してみたいと思います。

・・・誰か、俺にラフィットちょうだいw (まだ言ってる。)



blackdesert_grandcru at 23:23│Comments(4)Chambertin 

この記事へのコメント

1. Posted by ら   2018/12/15 12:44
5 こういう細かいとこも砂漠の楽しいところですね。私もこんなワイン飲んでみたいですが高いので砂漠内で眺めて我慢⋯
2. Posted by 通WR   2018/12/15 18:29
5 凄い!
前あった公式の自由研究イベだったら賞取れてそうな読み応えw 面白いし為になります。

ハイデルといいフランスリスペクトなんですかね。
3. Posted by GrandCru   2018/12/16 05:45
>らさん
こんなお高いワインはなかなか飲めないですよねー・・・。
グラボ100枚プレゼントよりラフィットをプレゼントしてくれないですかねw

>通WRさん
ハイデルのもとになったフランスの Beynac-et-Cazenac べナック・エ・カズナックの傍を流れるドルドーニュ川、
そのドルドーニュ川を下っていくと、今回の記事で何度か出てきた「ボルドー」というワインの屈指の銘醸地に辿り着くんですよね。
4. Posted by GrandCru   2018/12/16 10:38
タイプBのワインボトル、よーく目を凝らして見ると読める部分がありました。
なので、タイプBのラベルについても解説を追記しました。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
死んだふりワイン探訪:ベリア・ドベンクルン