2020/03/24
やべぇよ、ブロリナ・オーネット
アーチェル警備警戒所のルシエル・モネト
前回「黎明の帰国」では、ブロリナ・オーネットが先代女王アメリア・オーネットから
政権を奪取した「黎明の帰国」について話を聞くことができました。
黎明の帰国が成立しても灰色の霧に苦しめられているパデュス族のカリドからは、
アーチェル警備警戒所に「我々は相変わらず苦しんでいると伝えてくれ。」と言われました。
ということで、やってきましたアーチェル警備警戒所。
もともとは「やべぇよ、アメリア・オーネット」でメリンドーラからも、
「アーチェル警備警戒所の付近を見てきなさい。」と言われていましたが、ようやく到着です。
しかし、アーチェル警備隊長のルシエル・モネトの態度はかなり冷たいものでした。
冷たい態度・・・というよりは、嫌悪感すら感じさせます。
何なんだコイツの態度は!?
俺はカーマスリビア女王のブロリナ・オーネットの依頼を受けて来ているんだが!?
そんな感じでついカチンときてしまいましたが、
アーチェル警備隊長のルシエル・モネトの立場からすると言い分もあるようです。
カルフェオン領のブラックスターが落ちた付近でアヒブのライオンの足跡を見た。
灰色の霧が8年経っても消えないのはアヒブの仕業じゃないのか?
アヒブとカルフェオンは実は繋がっているんじゃないのか?
ルシエル・モネトはカルフェオンとアヒブの繋がりを警戒している、ということですね。
実は、このルシエル・モネトの勘はある意味で当たっています。
星の墓場メインクエストをしていると分かってくるのですが、
「怪しい三角関係を引き裂こう」のときに紹介した通り、カルフェオンとアヒブは繋がっています。
カリス議会と表向きで繋がっているわけではなく、エリアン教と光明の兄弟会と裏側でね。
ともかく、ルシエル・モネトからは突き放されてしまいました。
アイネルの烙印
アーチェル警備警戒所に来ていた、オフィリア・アイネルと話をします。こうなることは分かっていた感じですね。
オフィリア・アイネルは、カーマスリブの光を取り戻せないままオーディリタへ進軍するなら、
カーマスリビアに勝ち目は無く自滅するしかない、と言います。
そして、そこにカルフェオンが付き合う必要も無い、と。
ここで突然、オフィリア・アイネルは自分のことを語り出します。
オフィリア・アイネルの「アイネル」とは、やはりアメリアの精鋭軍アイネルのことでした。
ブロリナがアメリアを排除し黎明の帰国をしたため、アイネルは敗軍ということになりますね。
彼女らアイネルへのブロリナ・オーネットの仕打ちは、なかなかに非情で冷酷なものでした。
アイネルという名を捨てて投降したのに、再びアイネルという名を授ける。
そしてアメリアの重臣たちを女王を傍観した罪で、アメリアのアイネルの手で処刑していく。
なんとも凄まじい・・・周囲の心胆は十分に寒からしめることができたでしょう。
アイネルの名を捨てることを許さないことで、
アイネルがただ存在するだけでアメリアの罪状の証明とブロリナの正しさを宣伝させることができます。
ガネルはアクシデントが無い限り事実上無限の寿命を持っていますので、アイネルは生き続けます。
まさに「烙印」。その効果は抜群です。
そして処刑の方法。
当時絶対女王だったアメリアに逆らえる重臣がいたとも思えませんが・・・
女王を傍観した罪として、重臣たちがかつての部下に処刑されるところを皆に見せることで、
もう絶対にブロリナ・オーネットに逆らおうとするガネルは出てくることは無いでしょう。
実際に処刑をしたオフィリア・アイネルは、心がボキボキに折れたに違いありません。
ブロリナ・オーネット、困った顔をしてカルフェオンに助けを求めてきていましたが、
こういった冷徹さを併せ持つことができるとは・・・侮り難いと言わざるを得ません。
オフィリア・アイネルは、もしカルフェオンが介入すればカルフェオンは今の自分のようになると言います。
一片の汚れも許されない女王のために、カルフェオンは汚れ役をさせられるだけだということですね。
そして、トレント村へ帰るように言われてしまいました。
「カーマスリビアメインクエスト改編」の時に空の馬車の降車場で出迎えたオフィリア・アイネルは、
自らを「ブロリナ・オーネット女王陛下の、足になろうとするもの」と称しました。
いったい本心はどこにあるのでしょうか・・・。
これだけ手酷い仕打ちを受けてもなお、ブロリナ・オーネットの足になろうとするもの、でしょうか。
それとも、本心はどこかで生きている可能性のあるアメリア・オーネットの復権を狙っているのでしょうか。
そういうトコはいつもの闇の精霊
オフィリア・アイネルからトレント村へ戻るように言われたところで、闇の精霊が出てきました。「この世で一番面白いのは、身内同士の揉め事なのに・・・帰るって?」と。
こういうトコで面白がるのは闇の精霊らしくていいですねw
この世には嘘つきが二人いる。
カルフェオン貴族とシルビアの娘たち、その中で一番なのは女王だ。
うむ・・・俺もなんかそんな気がしてきましたよ。
トレント村で彼らと再会
カーマスリビアからカルフェオン領トレント村へ戻ってきました。トレント村に来ていたのは毎度おなじみ、この方々。
カリス議会員のデルパード・カスティリオンとエンリック・エンカロシャー。
・・・だけかと思ったら、トリーナ要塞の団長のフリードリヒ・タウパリクソンまでいます。
フリードリヒ・タウパリクソンに隠れて見えていませんが、
向こう側にはトロル防衛基地の団長アンドレー・ヴィダルもいましたw
デルパード・カスティリオンからはカーマスリビア調査の報告をするように言われます。
3つの質問を投げかけられて選択式で答えるのですが、
おい、3つ目www
我々がカーマスリビアと戦争を起こせば、カルフェオンはその土地を占領することができるだろうか?
ホントいつも戦争のことばっかり考えてるよなこの人はw
やべぇよ、ブロリナ・オーネット
デルパード・カスティリオンからはビールでも飲んで休んで来い、と言われまして。休みがてら、住民の話を盗み聞きすると・・・
ん、「10年前もあの山脈の向こうから背が高い女たちが来てたじゃないか。」!?
どういうことなのか、デルパード・カスティリオンから貰ったビールをあげて話を聞きます。
10年前にもガネルがこの地に来ている?
そしてガネルがカルフェオン寺院に入っていった?
トロルがどうとか、サウニールがどうとか言って帰った?
しばらくして、トロルとサウニールが暴れ出した?
・・・おいおいおいおい。
ブロリナ・オーネットさんよ、これ全部アンタが描いた壮大な絵じゃないですかい?
可憐なヒバリかと思ったら、悪辣なカラスだったってわけか!
タイミングが良くてクーデターが成功して黎明の帰国が成立したわけではなく、仕組んでいた!?
トレント村で聞いた話を追加して、時系列を加筆修正してみます。
10年前ってことはですよ、まだブロリナ・オーネットがオーディリタの人質生活のはず。
もし仮に、トロルとサウニールを暴れさせたのがガネルとカルフェオン寺院の影の騎士団や光明の兄弟会の仕業だとして、
そのガネルを送り込んだのがブロリナ・オーネットだとしたら・・・。
いったいどうやってブロリナ・オーネットはオーディリタから指示を飛ばすことができた?
さらに言えば、8年前にブロリナ・オーネットはオーディリタを脱出したと言われているが、
いったいどうやってブロリナ・オーネットは脱出することができた?
謎が多すぎますが、もしこれが全て12年前から仕組んでいたとしたら、
相当やべぇよ、ブロリナ・オーネット!?
次回に続きます。=w=ノシ